【WordPress】SSL化しても「保護されていない通信」と表示されるときの対処法

悩める人「WordPressでブログを運営しています。レンタルサーバーでSSL証明書を発行したのに、ブログURLに『保護されていない通信』と表示されてしまい困っています。どうすればいいですか?」
こういった悩みを解決します。
この記事の内容
- 【体験談】SSL化しているのに「保護されていない通信」と表示される
- 原因は、「混在コンテンツ」だった【httpがサイト内に残っている】
- SSL化しているのに「保護されていない通信」と表示されるときの対処法
こんにちは、
TOMO(@Tomo___san_2525)です。
記事数は140記事を越えていますが、まだまだ初心者です。
さて、SSL化したはずなのに、「保護されていない通信」という警告が表示されて困っている人はいませんか?
2日前の、僕です(笑)。
しかし色々と調べた結果、「かんたんなミス」であることが分かりました。
ようやく修正ができたので、この記事にて方法と知識を共有しておきます。
【体験談】SSL化しているのに「保護されていない通信」と表示される
下記のとおり。
当時の僕

「サイトのURLはhttps://~にしてあるはずなのに、なぜだろう・・・」
上記のように思っていました。
しかし、記事を書くことに夢中でして、、、。
140記事を越えてようやく本腰を入れて修正にとりかかった感じです(笑)。
まずはWordpressの「設定画面」をチェック

上記のとおりで、https://~
となっています。
SSL証明書が有効かどうか確認する方法

ここで見れます。
※スミマセン、画像は修正後に撮影したので、保護されています(笑)。
たしかに、SSL証明書は有効のようです。
つまり、他に原因があるってことです。
【原因判明】画像やリンクのURLが「http://」だった
下記のとおり。
怖いです(笑)。
結論、記事内で使っている画像や、リンクタグなどのURLがhttp://
のままだったことが原因でした。
「記事一覧」 → 「テキストエディタ」で確認してみると良いです。
画像とかリンクタグとか、けっこう「http」になっているはずです。
原因は、「混在コンテンツ」だった
http://~がサイト内に1つでも残っていると、NGです。
Googleでは、「http://が1つでも混在するサイト」に対し、必ず「保護されていない通信」と表示するようになっています。
つまり、サイト内の全コンテンツのURLをhttps://~
にしなくてはならないということです。
ユーザーの安心感のために、かなり厳しい規制ですね。
SSL化しているのに「保護されていない通信」と表示されるときの対処法
ということで、本題となる解決法です。
下記のプラグインで解決です。
- Really Simple SSL

上記をインストールしましょう。
※なお、「SSL証明書」の発行が済んでいることが前提です。
Wordpressを設置しているレンタルサーバーで、無料でSSL証明書を発行してくれます。
お済みでない方は下記からどうぞ。
手順① まずはプラグインをインストール → 有効化します

有効化すると、Wordpress管理画面の「設定」にReally Simple SSLのメニューが追加されます。
こちらをクリックです。
手順② 「はい、SSLを有効化します」をクリックすれば完了です
下記の画面になります。
プラグイン1つで治せました【全コンテンツのSSL化です】
もういちど、僕のブログに戻ってアドレスバーを見てみると、、、
上記のとおり。
140記事を越えてようやく、「保護された通信」を確保することができました(笑)。
よくある質問:『鍵マークしか出ません!本当に大丈夫?』
大丈夫です。
これも、Googleのアップデートによるものです。
しかし、2018年9月4日より、鍵マークのみでの表示に変更されています。
これは、「安全なのは当たり前だから、わざわざ文字で表示する必要がない」という理由があるようです。
なので、アドレスバーに鍵マークさえあればOKです。
警告があると、SEOに悪影響です【必ず保護された通信にしよう】
理由は下記のとおり。
- 「保護されていない」と表示されると、ユーザーが離脱しやすい
- Googleからの評価が下がる
- 検索順位が伸びない可能性がある
上記です。
今やWebサイトのほとんどが「保護された通信」を使っており、「保護されていない通信」と表示されるだけでかなりのマイナスです。
ユーザーの安心感やGoogleクローラーへの対応を考えると、常時SSL化は必須です。
現在、まだ「保護されていない通信」を使用している人は、ぜひ改善してみてください。