お金持ちの思考の特徴は「捨てる勇気がある」です【断捨離のススメ】

悩める人「お金持ちは、普段どんな思考で生きているんだろう?貧乏人を抜けだすために、「お金持ちに近づく思考法」を教えてほしいな。」
こういったギモンにお応えします。
この記事の内容
- 【事実】お金持ちは常に何かを捨てながら生きている
- 今すぐ捨てるべき3つのもの【全て不要です】
- 人生には、常に断捨離が必要です【思考停止しないこと】
この記事を書いている僕は、独学でFP資格を取ったファイナンシャルプランナーです。
お金に関する相談業務をする中で、お金に困っている人の特徴が少し分かってきました。
結論は「貧乏人は捨てられない」でして、、、。
今回は少し哲学的な話になります。
給料はほとんど使い込み、貯金ができない日々でしたが、思考を少し整えたら人生が変わりました。
同じような悩みを持つ人に向けて、お金持ちの思考のキホンである「捨てる勇気」について共有していきます。
この記事で皆様にお届けするゴールは下記のとおりです。
- なぜ、「捨てる」ことがお金持ちに繋がる思考なのか分かる
- お金持ちが「常に捨てている3つのモノ」が分かる
- 貧乏人が、今すぐに捨てるべきものが分かる
なお「捨てる」というのは、古くなった家電や、溜め込んだゴミのことではありません。
お金持ちは「一見、捨ててはいけないのでは?」というモノも捨てることで、結果としてお金持ちへと近づいていきます。
お金持ちに近づきたい人は、是非最後までお読みください。
【結論】お金持ちは常に何かを捨てながら生きている

お金持ちと貧乏人の一番の違いは、「無駄な出費を嫌う」ことです。
そしてそのためには、不要なものを捨てることが必須条件です。
「不要なもの」とは、保有しているだけでお金が減っていくもの。
具体的には、下記のとおり。
- (不要な)人間関係
- (不要な)見栄とプライド
- (不要な)その場の快楽
上記ですね。
無駄な出費の原因でして、お金持ちはこれらを意識的に「捨てる」ことを心がけています。
たまに結婚式に呼ばれると、オシャレしたくて新しいスーツを買ったり、アクセサリーを買ったりします。
しかし、それらは貧乏のもと。見栄を捨てれば、今あるスーツで充分ですからね。
今の自分にとって「不要な出費の原因」となっているものは躊躇なく捨てましょう、という話です。
いま、頭に浮かんだイヤな上司とか、飲み会を強要してくる先輩とか。
それ、捨てましょう。
それぞれについて深堀りしていきます。
1.まず捨てるべきは「不要な人間関係」です
お金持ちが、「即」捨てる人間関係は下記のとおり。
- 自分にとって苦痛な人間関係
- 自分にメリットの無い人間関係
- お金を生み出さない人間関係
上記です。
お金持ちは、友達が少ないです。
なぜなら、自分にとって「お金を使ってでも一緒にいたい人」としか過ごさないからです。
そして、不要だと判断した人間関係はあっさりと捨てます。
お金持ちは、その付き合いが嫌だと思ったら絶対に参加しません。
お金をかける価値が感じられないからです。
もう1つ。
もちろん「ちょー楽しい」なら捨てる必要はないかもですが、「別に微妙。誘われたから行ってるだけ」という友達付き合いって意外とありますよね。
毎月、いくら使ってるの?という話ですよ。
お金持ちの思考は、「常に自分にとってプラスな人間関係のみ残す」です。
その結果、無駄な出費が減りつつ、自分を高めることでさらに収入をアップさせています。
これの繰り返しが、お金持ちになる人の人生です。
いっぽう貧乏人は、人間関係の断捨離ができないので、お金を浪費しまくってしまいます。
しかも、その出費からは自分にとってプラスになる体験が何もできないので、人生は変わらないままです。
お金持ちの思考を身に付けるには、不要な人間関係はあっさりと断捨離するべき。
言い換えれば「断る勇気」を持つことだったりします。
ここについては、»消防士の人間関係の悩みは「気にしない」が1番です【嫌われる勇気】の記事でも解説していますので、悩める消防士の方はぜひどうぞ。
2.見栄とプライドは浪費のもとです【なんの意味もない】
お金持ちは、無駄な見栄や、ちんけなプライドに任せてお金を無駄遣いしません。
あとは、良い格好したいがために、後輩や友人におごったりとか。
無駄な出費は、だいたい自分の見栄やプライドがそうさせていることが多いです。
しかし、見栄を張っても、とくに人生は好転しないですからね。
よくある質問:『じゃあ、ドケチになれってこと?』
全然違います。
お金持ちは、必要のない場面では見栄やプライドを捨てています。
しかし、ここぞという場面ではゴリゴリにプライドに任せてお金を使っていますからね。
ようは、「見栄やプライドでお金を使ってもいい場面」というのがありまして、下記です。
- その出費をすることで自分にそれ以上のメリットがある
- 見栄を張ったほうが、明らかに自分にとって特になる
上記です。
お金を使うときに、該当するかどうかを冷静に判断しましょう。
さすがに、ばっちりスーツで決めますよね。
ヨレヨレの服で行けば上手くいかないことが想像つきますので。
なので、お金持ちはここぞという場面のためになら高いスーツも買います。
高い美容院でカットもします。
言い換えると、僕たちのような普通の階級の人間にはよっぽどのことがない限り、「お金をかけてでも見栄を張って臨むべき場面」ってないかもです。
- その買い物は、意味のない見栄やプライドを満たしたいだけじゃないですかね?
- そのブランド物の服は、「友人に見せつけたいから」ではないですかね?
過去の僕は、上記の言葉で変わりました。
結局プライドには終わりがないので、、、。
一生ずっともの足りず、プライドに対して浪費する人生から抜け出せないかもです。
3.お金で買える快楽は「麻薬」のようなもの【抜け出せなくなる】
「その場限りの快楽」とは、分かりやすく言うと下記のようなもの。
- コンビニ弁当 ← 料理しなくていい&美味い
- アルコール ← 嫌なことを忘れられる
- タバコ ← ニコチン作用で落ち着く
- ギャンブル ← 射幸性が高い
- 夜遊び ← 文字通り、その場限りの快楽
これらは、総じて中毒性が高いですよね。
抜け出せなくなることを理解しましょう。
理由は、「自分を一切変えることなく幸せを感じられるから」でして、、、。
その効果が切れた時に、元通りになると虚しくなるからです。
これは、コンビニ弁当に入っている大量のうま味調味料に脳が依存していることや、家で料理と片づけをしなくていいという快楽から抜け出せないことが原因です。
500円のコンビニ弁当でも、2日に1個買えば1年間で10万円の出費です。
お金持ちは、これらの出費が「一時的な苦痛の軽減にしかならない」ことを理解しています。
依存してしまわないよう心がけて、出費を抑えています。
そしてその分、浮いたお金で自分を高めることに注力するイメージですね。
1日にタバコを2箱吸う日もありました。加えて、アイコスが壊れたら新しいのを買ったりもしていたので、、、。
今考えると恐ろしいです。
禁煙をしたことで、少なくとも年間20万円ほど節約できたことになります。
20万円あれば、投資で人生を変えることもできますし、新しいPCを買って副業にチャレンジすることだってできますよね。
大事なのは、こういった嗜好品を完全に辞めるのは難しいとしても、徐々に減らしていかなければお金持ちになれないということです。
少なくとも、お金持ちの中に思考停止してコンビニでスナックを買いあさる人なんていませんよ。
今すぐ捨てるべき3つのもの【全て不要です】

ここまで読んでいただいた方へ、今すぐ「捨てるべき3つのもの」を紹介します。
- 嫌われたくないという気持ち
- 人より優位に立ちたいという気持ち
- ラクをし続けたいという気持ち
上記です。
この3つの思考は「貧乏人マインド
」そのものだからです。
お金持ちは、上記の思考はとっくに捨て去っています。
結果としてストレスがなく、お金にも余裕がある暮らしをしているだけです。
さらに言うと、面白いことに、後からそれがあっさり手に入ったりしますからね。
友人との飲み会も、気乗りしないならキッパリ断りましょう。
結論、自分が不必要だと思い捨てた人間関係は、向こうからも何とも思われていないことが多いです。
逆に、残った人間関係はとことん大切にするようになります。
すると、限られたその人間関係がより良いものになっていきます。
もう1つ。
きっと数年後には収入がアップして、美味しい食事を気兼ねなく食べられる生活として戻ってきます。
さらにもう1つ。
今は安物の服で過ごしていたとしても、数年後、誰よりも高級な服を着て同窓会に出れるかもです。
「何を絵空事を、、、。」と思うかもしれませんが、、、。
実際に無駄な出費が減り、自己投資に回す日々を続けていれば可能性は十分あります。
逆に、貧乏人の思考を捨てないで、その場しのぎで浪費を続けていると、人生が今より良くなる確率は0%ですよ。
人生には常に断捨離が必要です【思考停止しないこと】

最後に。
人間は変化を嫌う生き物なので、「今の生活スタイルを変えたくない」という潜在意識が働いています。
ボーナスが出るたびにブランド物の服に出費していた人が、それを我慢するのも難しいかもです。
断捨離ができないのも、この潜在意識が原因です。
しかし、お金持ちになりたいなら、少しづつ意識を変えていかないとダメです。
「お金が貯まらない、、、。」と悩んでいる人ほど「思考停止」しており、不要な出費をし続けています。
これが貧乏人マインドでして、今すぐに「捨てる努力
」をスタートするべきですね。
「捨てるマインド」を身に付けるための本
ホリエモンに限らず、人生を成功にもっていく人は、総じて「断捨離」をしています。
不要なものを捨てつつ、自分が変わらないと、より良い方向に進むことができないと分かっているからです。
結果、2年後にクレカの借金80万円を完済しつつ公務員を脱出して、時間とお金に余裕のある今の暮らしが手に入りました。
お金持ちの思考は、僕ら一般の人でも簡単に真似できます。
ほんの少し「捨てる」だけで、人生は意外とめっちゃイージーになったりします。
ぜひ行動してみてください。
今回は以上です。
無駄な出費を減らすには、まず人間関係を見直すべき【断捨離しよう】
無駄な出費を減らすには、まずは不要な人間関係を断捨離すべきです。FPに指導されて、コンビニへ行かなくするなどコツコツと節約しても、我慢によるストレスがかかるだけなので。人間関係のストレスを排除しながら、それにかかる出費を辞めてしまうほうがお得ですよ。