消防士の人間関係の悩みは「気にしない」が1番です【嫌われる勇気】

悩める人「消防士として働いているけど、人間関係の悩みが尽きない、、、。上司は怖いし、中には罵声を浴びせてきたり、無視してきたり。嫌味ばかり言う人もいる。どうすればいいかな。」
こういった悩みに応えていきます。
この記事の内容
- 消防士は人間関係で悩む必要が無い理由【3つある】
- 「嫌われる勇気」を持つためのマインド
- 【朗報】全員から嫌われることは不可能です
こんにちは、とも(@Tomo___san_2525)です。
この記事を書いている僕は、6年間消防士として働きました。
最初の1~2年は、正直言って人間関係が「地獄」に感じました。
しかし、「気にする必要性が一切ない」ことに気付いてからは、悩むことが無くなり、マインドを変えることができました。
結果として、現在は消防士を辞めつつ、人間関係のストレスとは無縁の生活を送れています。
同じ悩みを持つ消防士さんは、この記事がかなり参考になるかと思います。
この記事(約3分で読めます)を読めば、消防士は人間関係で悩む必要など一切ないことが分かります。
また「嫌われる勇気」を持てるようになることで、人間関係のストレスから完全に開放されることができます。
ぜひ、最後までお読みくださいませ。
更新情報(2021年2月2日)
消防士が人間関係で悩む必要は、一切ないです【理由は3つある】
理由を先にまとめると、下記のとおり。
- 理由①|時間が経つと、必ず標的から外れるから【気にするだけムダ】
- 理由②|クヨクヨしてると余計に獲物にされるから
- 理由③|もし嫌われても、全く問題がないから ← 重要です
上記です。
ぶっちゃけ、1ミリも気にしなくて良いです。
嫌われても、全然問題なし。
具体的に解説していきます。
理由①|時間が経つと、必ず標的から外れるから
いま、上司から毎日のようにいびられていても、それが一生は続きません。
消防という組織の構造上、当たり前のことでして・・・。
- 毎年、異動がある
- 年功序列なので毎年部下が入ってくる
上記です。
気にしても、意味が無いです【ただの、順番です】
イヤな上司のことを気にしても、意味なしですよ。
あなたが努力しても、上司の性格は変わらないからです。
ココに関しては、»【悲報】消防士のパワハラが無くならない3つの理由【対処法アリ】の記事をどうぞ。
理由②|クヨクヨしてると余計に獲物にされるから
クヨクヨしたり、ヘコヘコしたりすると、逆効果です。
そして、反論するのも完全にNGです。
嫌味を言われたり、無視されたり、罵声を浴びせられたときは、「全く気にしない」のが1番の攻撃です。
例をいくつか挙げてみます。
case1:訓練中に理不尽に怒鳴られたとき
- 真顔で「はい」とだけ言う ← Good
- 「すみません…」 ← NG
- 「でも、だって…」と反論する ← NG
case2「お前の飯マズいな」などと直接言われたとき
- 「あら、そうすか?」 ← Good
- 「すいません、、、」 ← NG
- 「じゃあ、食べなくていいっすよ!」 ← NG
case3:無視されるなら
- 放っておくor特に何もしない ← Good
- 「あの…」と話しかけに行く ← NG
- 気を引くために訓練する ← NG
上記のとおりです。
あなたに攻撃してくる上司は全員、「あなたが困ったり、悔しそうにしたりするところが見たいだけ」ですからね。
ということで、「気にしない」のが1番です。
上司は、イジメたいだけです【あなたを育てようとは思ってない】
そして、これはよくある「部下の勘違い」ですが、、、。
間違っても「〇〇先輩は、僕のために、心を鬼にしている」などと考えないことです。そんなことは、あり得ません。
どんなきれいごとを並べても、あなたが「いやだな」と思った時点でその上司はゴミですよ。
視界から、外してしまえばOKです。
理由③|嫌われても全く問題ないから【これが結論です】
これ、消防士だけの「特権」ですので覚えておきましょう。
下記のとおりです。
- 消防士にはクビが無い
- 仕事ができてもできなくても、給料は一緒
- たとえ上司から嫌われても、問題なく生きていける
イヤな上司の顔色をうかがって消耗するのは、無駄なことです。
そんな上司は無視しつつ、嫌われつつ、何食わぬ顔で消防士を続ければ良いだけだからです。
認められる必要性は、ゼロです【イヤな上司は放置しよう】
気に入られても、気に入られなくても、あなたの消防人生には何の影響もないですからね。
それ、何の意味があるんですかね。
その上司に好かれるために精神をすり減らして努力して、結果何か良いことがありましたかね。
人間関係を悩み抜いた結果、あなたの人生は下記になっていませんか?
- 常に顔色を気にする生活
- 変わらない給料と階級・待遇
- 気乗りしない付き合い
頑張った結果、上記だけが残っているんじゃないでしょうか。
こんな人生は、控えめに言っても「自分から損をしに行っている」と思います。
嫌われたほうが、圧倒的にラクです
逆に、あの時上司のことを気にせず生きて、「嫌われた」としたら、今そんなに苦労してないですよ。
- 顔色を気にしなくて済む
- 行きたくもない飲み会に誘われることも無い
- しかも、給料も変わらず貰える
上記だからです。
そして繰り返しですが、これが許されるのは消防士の「特権」ですよ。
これが、消防士・公務員の本質だと思います。
人間関係に悩む時間が無駄ですよ。
参考»公務員のメリットは3つある【向いている人の特徴/民間との違い】
「嫌われる勇気」を持つためのマインドを紹介します
ということで、全国の悩める若手消防士の皆さん。「嫌われる勇気」を持つ準備は出来ましたか?
ここからは、

「理屈は分かった。とはいえ、やっぱり怖い。具体的にどんなマインドでいればいいのか教えてくれ」
上記のようなギモンに応えます。
「嫌われる勇気」を持つために必要なマインド
下記の3つです。
- ①|『自分が悩んでも、相手は変わってくれない』
- ②|『相手がどう思おうが、自分には関係ない』
- ③|『嫌われたほうが人生がラクになる』
上記のとおり。
人間関係に悩んだら、ぜひ思い出してください。
それぞれについて解説していきます。
①:自分が悩んだところで相手は変わってくれない
人間、簡単には変われませんからね。
上記なので、あなたがどんなに悩み、努力したところで、意味なしです。
嫌な上司は、あなたがいくら努力しても「嫌な上司のまま」ですからね。
ならばいっそ嫌われて、縁を切ってしまったほうが得です。
つまり、下記です。
- 自分の努力では、相手を変えることは不可能
- 好かれる努力をする時間が無駄
- 他のことに注力したほうが人生が楽しい
人間関係に悩む時間は不要ですね。
②:相手がどう思おうが、自分には一切関係ない
嫌われたくないという思いが強すぎると、「上司のために、生きる」という状態になりますからね。
それは、かなりツマラナイので、、、。せっかく生きているのなら、「あなたの人生」を生きるべき。
あなたのことを嫌うのは、他人の勝手です。
全員から好かれる必要は、ありませんよ。
下記のとおりです。
- あなたが1番大切にするべきもの = 「自分の人生」
- あなたが2番目に大切にするべきもの = 「市民・傷病者の人生」
- あなたが大切にする必要がないもの = 「上司の人生」
ちょっと難しい話に聞こえるかもです、、、スミマセン。
もっと深掘りしつつまとめると、以下のとおりです。
- 相手に合わせる人生はつまらない
- 相手の受け取り方は、あなたにはコントロールできない
- 自分の生きたいように生きて、相手がどう受け取ろうと気にしないこと
上記です。ここは「嫌われる勇気の本質」ですので、ぜひ覚えておくべき。
もう少し思考をまとめたい方は、下記の本をどうぞ。
③|嫌われたほうが、人生がラクになる
これも本質だと思います。
相手に好かれるために気を使い続ける人生ってしんどいですよね。
とはいえ、上記のような消防人生を送る人も多いはず。
嫌われたほうが圧倒的にラクですよ。
嫌われるメリット【めっちゃある】
下記のとおりです。
- 気乗りのしない誘いが無くなる
- 精神をすり減らさずに済む
- 好きな人とだけ、生きていける
極論を言ってしまえば、消防士全員から嫌われたとしても、家族や友人がいればOKですよね。
人生の中で1番大切なのは、仕事じゃないです。楽しいと思える時間を、増やすことに意識を向けていきましょう。
関連記事として、2つほどリンクを貼っておきます。
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「嫌われる勇気」を読んで人生が変わった話
最後に、僕の体験談を少しだけ。
ベストセラーなので知っている人も多いですが、下記の本です。
僕は3年前にこの本を読み、控えめに言って人生変わりました。
僕がした「行動」をざっくりと言うと、下記のとおり。
- 上司の説教を聞き流す・無視する
- 無駄な雑用に追われるのをやめる
- 行きたくない飲み会は、全て断る
上記です。
そうすると、「時間」に余裕ができるんですよね。
嫌われる勇気を持つと、「上司のために消耗する時間」が一切なくなるからです。
詳しくは、»【経験則】消防士を辞めたい人が取るべき「7つの行動」【人生を変えよう】の記事にて解説しています。
結論ですが、「嫌われる勇気」は消防士の必読書です。
パワハラやいじめなど、人間関係の悩みが尽きない消防士は、まずこの本を読んでマインドを構築するべき。
ぜひ購入して、悩むたびにこの本を開く生活を送ってみて下さい。100%、生きるのがラクになります。
【経験談】全員に嫌われることはあり得ないです
「嫌われる勇気」を読むと、多分「思考」と「行動」に変化があるはず。
- 嫌いな上司はフル無視
- 嫌いな上司がいる訓練には参加しない
- やりたくない仕事や行きたくない飲み会はすべて断る
- 仕事を山ほど抱えた状態で、平然と退職
例えば上記です。
ぶっちゃけ、これは過去の僕です。今思えば、やり過ぎた感があります(笑)
ただ、ここまでやっても、変わらず仲良くしてくれる消防士はたくさんいました。
イヤな上司とは一切会っていませんが、当時から応援してくれた先輩とは今も付き合いがあったりします。
誰もが、同じ考えを持っている
多分ですが、、、。
僕に仲間がいたのは、下記のように思ってくれたからです。
- マインドに共感してくれた
- 努力を認めてくれた
- 羨ましく感じていた
上記のとおり。
消防士は皆、人間関係に悩んでいるってことです。
なので「嫌われる勇気」を持って楽しく生きている人が、眩しく見えるんだと思います。
ぜひとも「嫌われる勇気」で人生を変えて下さい。
以上、「消防士は人間関係で悩む必要が無い」という話でした。