【2020年】FP3級の参考書おすすめ4選【コスパ重視/1冊で完結】

悩める人「FP3級にチャレンジしたいけど、参考書はどれが良いのかな、、、。たくさんありすぎて迷います。おすすめと、選び方のコツも教えてください」
こういった疑問にお答えします。
この記事の内容
- FP3級のおすすめ参考書4冊【最新版です】
- FP3級参考書の正しい選び方【選ぶ際のコツを紹介する】
- 参考書は1冊でOK【FP3級は余裕です】
この記事を書いている僕は、独学でFP資格を取り、フリーのファイナンシャルプランナーとして活動しています。
なので、おすすめの参考書については自信をもって紹介できます。
この記事では、僕がオススメするFP3級の参考書を紹介します。
3分後には、納得の1冊に出会えるはず。
さらに、書店で選びたい方向けに「正しい選び方のコツ3つ」もお伝えしますので、参考にしてくださいませ。
更新情報(2020年6月16日)
また、うち1冊を変更しました。
1. FP3級のおすすめ参考書4冊【最新版です】

下記がオススメです。
- みんなが欲しかった!FPの教科書
- これであなたも一発合格!FP3級参考書
- 家計の総合相談センター FP最速合格ブック
- ベストライセンスFPプロジェクトの教科書
←追加しました
上記なら間違いないです。
毎年の法改正により新刊が出ますが、今紹介している参考書は全て’20年5月までの試験に対応しています。’21年度版が出たらまたそちらを紹介します。
更新情報(2020年6月16日)
1 |
各テキストを全て最新版('20~'21)に対応しました。 |
具体的なポイントは後述しますが、「無駄がない」ところに重点を置いています。
1-1.みんなが欲しかった!FPの教科書
オススメできる点は下記のとおり。
- 売上No.1の実績
- フルカラーで読みやすい
- スマホ学習にも対応している
上記でして、誰にでも使いやすいテキストだと思います。
特に、この1冊を買うだけで、「本」と「スマホ」の両方で勉強することが可能な点が強いですね。
トイレの時、寝る前などにも読めるので、手軽さが欲しい人には特におすすめです。
1-2.これであなたも一発合格!FP3級参考書
オススメできる点は下記です。
- 「株式会社きんざい」から出版されている
- フルカラー
- 日本金融財政事情研究会の試験内容に基づき作成
上記です。
結論、日本金融財政事情研究会(きんざい)で試験を受けたいなら、この本1冊でOKです。
もちろん、「日本FP協会」で受験する方も、十分使える内容だと思います。
1-3.家計の総合相談センター FP最速合格ブック
この本は、実際に僕も愛用しているテキストです。
ポイントは下記です。
- 見出し・図・表が分かりやすい
- 学科で出る部分、実技で出る部分が一目でわかる
上記です。
特に、僕のように「ノート勉強」をしたい人にはこの本が1番だと思います。
- 見出し
- テキスト部分
- 重要な部分
- 補足の部分
上記の感じできれいに分かれており、使いやすいです。
ノートの取り方については、»【決定版】FP3級の勉強方法【予備知識ゼロでもOK/100%合格です】の記事をどうぞ。
1-4.ベストライセンスFPプロジェクトの教科書←NEW!
2020年に新しく発行されたテキストです。
これは、その名のとおり「新しい」テキストでして、下記のとおり。
- 有名なFPが自ら監修
- イラストがめっちゃ多い
- 「語呂合わせ」で覚えられる
上記です。
この本の執筆には1級FP技能士の「おーちゃん(@ochan1classfp)」さんが携わっており、僕も何度かTwitterで絡ませてもらってます。
結論、「語呂合わせ」で覚えられる点が最強です。
こちらを購入する際には、合わせておーちゃんTVの「FP講座」(youtube)も使うと、より一層楽しく学習できるはずです。
2.FP3級参考書の正しい選び方【選ぶ際のコツを紹介する】

1冊で完結するためには、下記の3つを重視するべきです。
- カラーバリエーションが豊富
- 余白がそれなりに合って読みやすい
- テキスト部分がメイン(問題集の部分が少ないこと)
上記でして、書店でパラパラとめくれば、違いが分かるかと。
それぞれについて、少しだけ深掘りしますね。
2-1.ポイント①|カラーバリエーションが豊富
「読みやすさ」は、勉強においてかなり重要だからですね。
いっぽう、白黒ベースに、重要ポイントだけ赤文字で書かれているテキストだと、きついです。
例えば、下記のような教科書。
もちろん、このテキストを否定するわけではないですが、、、少し読みづらいですよね。
テキストの読みやすさに関しては、
- 色合いが豊富
- パッと見「スラスラ読めそうな感じ」がする
このあたりが非常に重要でして、読むだけで疲れるテキストだと勉強は続かないです。
最低でも「6つの色分け」があることです
下記のとおり。
- ライフプランニング
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
上記6つは、「FP試験に共通の大項目」です。
最低でも、項目ごとに6色の色分けがされているテキストが使いやすいです。
この時は「ライフプランニング」のところをめくる必要があるのですが、、、色分けが無いと、手こずります。
上記のような感じで、「青色 = ライフプランニングの部分」と分かれば、テキストとしての使いやすさはOKです。
2-2.余白がそれなりにあること
余白があれば、テキストに「書き込む」ことができるからです。
FP勉強では、メモ書きがかなり大切ですよ。
はじめのうちは、聞きなれない単語や、意味不明な文章がけっこう出てくるので、、、
その都度ググりつつ、次に読んだときのために「メモ書き」に残しておくことが重要です。
とはいえ、僕は知らなかったので『はあ?』となりましたね(笑)
参考書の余白に「=(学資保険)のこと」とメモすればOKです。
参照すべきページを書き込むべし
FPの参考書では、「一度説明したことはその後のページで触れない」という特徴があります。
上記のように、余白のあるテキストなら「後から使えるメモ」が残せるので、選ぶ際には重要視すべきですね。
2-3.テキスト部分のボリュームが多いこと【問題部分は不要】
問題については、ネット上でいくらでも過去問を解けるからです。
ここで問題を解けばOKですよ。
詳しくは【決定版】FP3級の勉強方法【予備知識ゼロでもOK/100%合格です】の記事にて解説しています。
なお、よくあるテキストが下記です。
上記を1冊にまとめたもの。
たしかに「お得感」がありますが、、、ぶっちゃけ意味なしです。
問題が付録になっている文、肝心の「テキスト」部分が薄くなりがちだからです。
当たり前の話ですが、同じ厚さの参考書があって、1つは「テキスト」もう1つは「テキスト+問題集」だったら、断然テキストのみのほうが内容が濃いです。
※とはいえここは「好み」ですね。
例えば「おーちゃん(@ochan1classfp)」の参考書は「テキスト+問題集」ですが、語呂合わせという「特別なコンテンツ」があるので、内容は濃いものだと思います。
内容が「薄い」テキストも存在します
※あくまで僕個人の感想です。
例えば、ユーキャンの出しているFP参考書。
ぶっちゃけ、薄いです。
ユーキャンは、「FPの専門」ではなく、資格全般の専門なので、、、仕方なしですね。
超初心者の人なら、読み切るのが早いという点では価値があるのかもです。
3.参考書は1冊でOK【FP3級は余裕です】

正しい参考書選びさえすれば、FP3級はとりわけ難しい試験ではないです。
2級、1級とステップアップしていくにつれて、内容がどんどん深くなっていく感じですね。
ぶっちゃけ、「合格」するだけなら、3日あればいけますよ。
詳しくは【独学】FP3級合格に必要な時間は「3日」です(勉強法を解説)の記事にて解説しています。
FP3級は「入門編」です
最後に1つ。
下記を覚えておくと良いです。
- ファイナンシャルプランナーは「無資格」でも名乗れる
- 名刺に記載できるのは「FP2級」から
- FP3級だけでは、あまり価値が無い
上記です。
FP3級はごくごく「入門編」でして、3級を取ったからと言って何か変わるわけではないです。
どうせFP2級になれば「もっと深く勉強する」ことになるので、3級についてはサクッといきましょう。
全体像をつかみつつ、過去問をやりまくればOKです。
テキストについても、「1冊だけ」で大丈夫ですよ。
最後に、おすすめの参考書をもう一度掲載し、この記事は終わります。
スマホでも学習したい人向け
「きんざい」で受験する人向け
ノートをきれいに取りたい人向け
「語呂合わせ」で暗記したい人向け
以上です。