【悲報】消防士のパワハラが無くならない3つの理由【対処法アリ】

悩める消防士「消防士として働いているけど、毎日上司からのパワハラがつらい。理不尽なことばかり言われて腹が立つし悔しい。どうにかならないかな。」
こういった悩みにお答えします。
この記事の内容
- 【結論】消防士のパワハラは無くなりません
- パワハラ消防士が減らない理由【3つある】
- パワハラを受けた時の対処法【我慢はNGです】
この記事を書いている僕は、消防士として6年間勤務しました。現在は退職して民間企業で働いています。
そして何より、消防と民間企業のどちらも経験したことで、「なぜ消防士にパワハラが蔓延するのか」がハッキリと理解できました。
結論、消防士のパワハラは無くなりません。
そして、パワハラを我慢しても、その先に良い未来は待っていないはず。
消防士のパワハラを徹底的に否定しつつ、これからを生きる消防士の未来が明るくなることを祈って、4,000文字ほどの文章を書きました。
この記事(約4分で読めます)を読めば、消防士にパワハラがはびこる理由を知って、さらにパワハラを受けた時の対処法についても理解できるはず。
特に若手の消防士は、ぜひ最後までお読みくださいませ。
【悲報】消防士のパワハラ地獄は今後も続きます【無くならない】
繰り返しですが、上記が結論です。
残念ながら、消防士のパワハラは無くなりません。
なぜなら消防という組織には、パワハラが無くならない仕組みが完成されてしまっているから。
いまパワハラに苦しんでいる消防士のほとんどが「耐えて、波が去るのを待つしかない」と考えているはず。
しかし、耐えても未来は良くなりませんよ。
下記に、具体的な理由を説明していきます。
パワハラ消防士がいなくならない理由【3つある】
下記です。すべて思い当たるはずです。
- 理由①|完全なる年功序列の世界だから
- 理由②|利益を目指す組織ではないから
- 理由③|消防士を続けるしか道がない人ばかりだから
上記のとおり。
※このあたりは消防士に限らず、公務員全体が抱える闇でもあります。
中でも消防士はストレスの多い活動をするため、その反動でより一層パワハラが多くなりがちだと思います。
それぞれについて、深掘りしていきます。
理由①:完全なる年功序列だから【時代錯誤です】
年功序列の悪い点は、以下のとおり。
- 能力や成果に関係なく上下関係が来まる
- 上司にパワハラを受けた人が部下にパワハラをする【無限ループ】
- 年上にさえ礼儀正しくしていれば、部下に何をしても許される
上記です。
今どき、年功序列がここまで残っている組織って消防だけじゃないですかね。
消防士は、能力とか、スキルとかに関係なく、年齢や階級で序列が決まりますよね。
これ、民間からすると「まだそんなことやってんの?」というレベルです。
消防士のパワハラは無限ループする話
パワハラを受けた人は、ほぼ決まって今度はパワハラをする側になります。
なぜなら、パワハラをされた悔しさやツラさを部下にも味わってほしいと願うから。
パワハラをしてくる上司は、恐らく過去にパワハラを受けています。
上記のように、パワハラは性格を歪めます。
その結果、パワハラの無限ループが起きるわけです。
パワハラが「通過儀礼」だと思っている【アホです】
下記のようなセリフを聞いたことがあるはず。
- 『俺が若いころなんて、もっと酷かったんだぞ』
- 『お前なんて全然恵まれてるよ』
- 『あの経験(パワハラ)があったから、成長できた』
上記でして、パワハラが部下の育成のために必要だと思っているケースです。
こういう上司がいる限り、パワハラは無くならないです。
しかし、、、アホじゃないですかね。部下のやる気を削いで、何の意味があるか不明です。
パワハラ上司は、自分で自分の命を捨てに行っているようなものです。
理由②:利益を目指して仕事をしていないから
僕が民間に行って思うことは、「パワハラなんてしてるほど暇じゃない」ってことです。
他人に害を与えてこき下ろすより、自分の成績を伸ばすほうが大事ですので。
つまり、下記です。
- 本来、パワハラ=「無駄なこと」
- 利益を生まない+相手のモチベ下がるので、不必要
- 無駄なことをすると、普通なら給料が下げられる
上記でして、民間ではパワハラなんて非生産的なこと、進んでやる人は少ないですからね。
これが、民間の「当たり前」です。
しかし、消防署だとそういった概念がないですよね。
その結果として、下記のようなことが起こってしまうわけです。
- まともに指導もせず嫌味ばかりを言っても、それが「仕事」だと認められてしまう
- 部下にパワハラをしても許される
- =気持ちいいのでパワハラし続ける
消防署は結局、売り上げを伸ばすことが目的の組織じゃないので、無駄なことをしていても黙認されてしまいます。
ここについては、»公務員と民間の違いは「利益追求の有無」です【公務員はツマラナイ】の記事で詳しくまとめています。
よくある質問:「人命救助という目的のために、時には厳しい指導をする必要があるのでは?」
パワハラを合理化するためにこういった発言をする消防士がいますが、全くもってダメですよ。
むしろその発言、自分の首を絞めています。
何かを覚えるときには、「興味」や「自主性」が必要です。
とはいえ、パワハラありきの訓練だと「恐怖」と「遠慮」しか残らないので、まったく部下は成長しません。
努力や根性論だけで人が動く時代はとっくに終わっています。
パワハラが必要な職場など、今の世の中には存在しません。
理由③:消防士を続けるしか道が残されていないから【パワハラ上司は全員雑魚です】
パワハラ消防士のマインドは、下記です。
- 消防士を辞めたら行き場がない、生きていけない
- 消防にしがみつくしかない
- 上からの評価が気になる→下を叩いて優位に立ちたいだけ
上記でして、、、「消防の外の世界では、何者でもない」というのがほとんどです。
何年も消防にいると、外の世界が全く見えなくなります。洗脳される感じですね。
消防士という小さな世界でしか自分の存在をアピールできないので、パワハラをしてでも自分を大きく見せて、優位に立つことが目標になってしまいます。
パワハラを受けて悲しむくらいなら、相手のことを「雑魚と認定」して下に見てしまえば良いです。
繰り返しですが、パワハラをするということは、下記のような「残念な人」ですので。
- 目的や本質が見えていない
- 利益を生まない
- 消防以外で生きていけない
- 暇人・ワーキングプア
消防署では威張っていても、社会的にはド底辺ですので、気にしなくて大丈夫ですよ。
パワハラを受けた時の対処法【無視or逃げるです】
ここからは、実際にパワハラを受けた時に、どうするか?という話です。
僕がおすすめする方法は2つあり、下記のとおり。
- 対処法①|一切気にしない(=無視する)
- 対処法②|逃げる【おすすめします】
上記です。
まず大前提として重要なことは、「相手に合わせない」ということ。
間違っても「我慢する」とか「波が去るのを待つ」とか、やめましょう。
そしてもう一つ、「戦う」のもオススメしません。
順番に、具体的な行動を示します。
対処法①|一切気にしない・無視する
結論、パワハラされても一切気にしなくてOKです。
理由はこれまで述べてきた通り、相手が「雑魚」だからです。
具体的には「放置しつつ、テキトーに流す」でして、、、。
覚えておいてほしいことは、下記です。
- 「はい」とだけ言ってればOK
- 基本、無視でOK
- いくら罵倒されても、クビにはならない(逆に相手がクビのリスクはある)
- 1年たてば異動なので、気を病む必要すらない
上記です。
少し、気がラクになるはずです。
「良い人」を演じなくてOKです
消防士って、基本「良い人」が多いんですよね。
なのでパワハラを受けても、「認められなきゃ」とか「自分ができないのが悪い」と考えて我慢して、それで病みます。
結論、あなたができないのは、全て上司のせいです。なので、気にせず生きていればOKです。
年功序列って、本来そういうことです。
嫌われても、別に問題なしです
公務員でいる以上は、職場の人に好かれる必要って別にないですよ。
なぜなら、全員から嫌われても給料がもらえる世界だからです。
ましてや、相手がパワハラ上司なら、さっさと嫌われたほうが良いですよ。
その人に好かれるためにあなたが費やす時間は、「完全なる無駄」なので、もったいないです。
無駄な時間【全て捨ててOK】
- 上司に怒られないために、休みの日にこっそり訓練をする
- 上司に嫌味を言われないために、ご飯を美味しく作る練習をする
- 上司にパワハラされないために、飲み会についていき、お酌をする
例えば上記。全て辞めましょう。
そんな時間は不要なので、家でyoutube見て、ゴロゴロしていればOKです。
対処法②逃げる【おすすめです】
当然かもですが、実際に民間へ来た僕は、こちらをおすすめします。
結局のところ、消防士のパワハラは無くならないので、ツラいならさっさと辞めればOKです。
ここについては»【警告】消防士は安定していません【一生貧乏人です/20~30代は要注意】の記事をどうぞ。
逃げるが、勝ちかもです。
消防士辞めたら、消防士がかわいそうに思えてくる件
スミマセン、でも本音です。
理由は、下記です。
- 給料も固定で、しかもパワハラに耐えつつ日々生きる
- ツラい現場だけでもきついのに、さらに上司とのしがらみがある
- なのに、消防士のブランド力に甘えて、外の世界を見ようとしない
上記です。
消防士として一生生きるなら、せめて人間関係のストレスゼロを目指すべき。
しかし実際はストレスを感じつつも、消防士にすがりついて生きている人が多すぎる気がします。
繰り返しですが、消防士がつらいなら、辞めちゃえばOK。
責任とか、やりがいとか、、、他の仕事でも得られますからね。
※消防士は社会的価値が低いので転職に苦労しますが、抜け出せるくらい努力したならあとは人生イージーになるかなーと思います。
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消防の外から見るパワハラ消防士は、めちゃくちゃ哀れです。
街で会っても無視でOKです。向こうは大体話しかけてきますが、もう他人ですので(笑)。
【経験則】消防士を辞めたい人が取るべき「7つの行動」【人生を変えよう】
消防士を辞めたいなら、「行動」が必須です。この記事では、実際に消防士を辞めた僕が、退職に向けて行動してきたことを7つお伝えします。この記事のとおりに行動すれば、100%消防士を辞められます。さらに、消防士時代よりもいい仕事に出合えたり、収入が今よりアップできます。
人のためより、自分のためでOKです
最後にですが、まとめると下記です。
- 消防士のパワハラは無くならない
- 悩んでまで消防士であり続ける必要はない
- パワハラ消防士に気を使う必要は全く無い
消防士 = 正義感とは言うものの、パワハラを黙認したり、我慢したり、精神を病んだりしてまで消防士でいる必要はないかもです。
人を助ける人が、自分を助けられないのは本末転倒ですからね。そして、人を助ける人が、人にパワハラをするなんて意味不明です。
消防を無視しつつ、転職すればOK【ぜんぜん余裕でした】
僕は消防を辞める前、約1年かけて転職活動をしました。
その時の働き方は、以下のとおりです。
- 自分にとって無意味な仕事は全部無視
- パワハラ上司も完全無視
- 嫌われても気にしない
- 現場活動だけはこなしてあとは資格勉強
こんな感じで1年過ごしました。
控えめに言って消防士としては最低かもですが、人生を変えるために1年だけ甘えさせてもらった感じです。
そして、当然のようにチクチク小言を言ってくる上司もいましたが、気にせずフル無視しました。
仮に嫌われていたとしても、もうすでに辞めたので関係ないです(笑)。
結論、消防士を辞めると全ての悩みが吹き飛びます。パワハラに耐えて人生を消耗するより、外の世界を見てみることをオススメします。
下記は当時、自分のバイブルになった本です。有名なので是非一読すると良いです。
こんな感じで、すこし視野を広げると楽になったりするかもです。
では、これで終わりです。
【必見】消防士の転職先|おすすめは5つある【年齢不問です】
消防士の転職先のおすすめがどんな業種か知りたいですか?消防士から民間企業へ転職した経験を持つ筆者が、「消防士のおすすめ転職先」を5つ紹介します。とはいえ、努力次第では未経験への転職も可能です。具体的な方法も含め、転職に向けて背中を押していきます。