【罠】消防士の離職率が低いのには理由があります【辞めたい人は多い】

Firefighter

 

「消防士を辞めたくなってしまいました。とはいえ、消防士の離職率が低いので、後悔しないためには辞めないほうが良いのかな、、、。どなたか人生相談に乗ってください。」

 

こういった悩みにお応えします。

✅この記事の内容


  • 消防士の離職率は民間の1割以下です【満足度が高いからではない】
  • 消防士の離職率が低い理由【3つある/公務員の罠です】
  • 消防士の離職率は、これから伸びていきます

この記事を書いている僕は、「元」消防士。

離職率の低い消防士ですが、僕は離職を選びました。そして、離職率が低いのには理由があり、実際には消防士を「辞められない人」が多いと考えています。

✅この記事で皆さんにお届けするゴールは下記のとおりです。


  • 消防士の離職率が低い理由が分かる
  • 消防士を辞めたいと願う人が多いことが分かる
  • 消防士を辞める決心ができる

 

結論、消防士の離職率が低いのには、けっこう残念な「理由」が3つあります。

あなたが消防士を辞めたいのは、特別なことではないですよ。

今回は、消防士を辞めたいけれど、気持ちの踏ん切りがつかない人へ、少しだけ背中を押せる記事に仕上げました。

最後までお読みいただければ、いくらか気持ちがラクになるかもです。

随所に、「転職を可能にする行動指針」も織り交ぜつつ書きましたので、気軽に読んでみてください。

 

✅消防士の離職率は民間の1割以下です【満足度が高いからではない】

消防士の離職率は民間の1割以下です【満足度が高いからではない】

まず初めに、消防士の離職率を見てみましょう。

✓消防士の離職率(H28年度調査)
→0.6%

✓民間の一般労働者の離職率
→11.4%

 

詳しくはスタディング 「公務員講座」の記事でまとめてあります。

具体的な数値を深く知りたい方は、≫総務省のHPへどうぞ。

結論、消防士は民間に比べて離職率が圧倒的に低いことが分かりますね。

とはいえ、


  • 消防士のうち、辞めたいと考えた人が0.6%しかいない
  • 消防士の離職率が低い=仕事に対する満足度が高い

 

上記だと考えるのは間違いだと思います。

正しくは、下記です。


  • 消防士を辞めたいけど辞められない人が多い
  • 結果として、離職率が少ないだけ

 

上記ですね。

恐らく、「離職希望者率」みたいな統計データがあれば、消防士は民間よりかなり高い数値を叩き出すはずです。

 

☑消防士の離職率が低い理由【3つある/公務員の罠です】

消防士の離職率が低い理由【3つある/公務員の罠です】

ここからが本題ですね。

先にまとめておくと、下記のとおりです。


  • 理由①:早いうちに結婚してしまい、動けない
  • 理由②:他の会社でやっていける自信がないので、動けない
  • 理由③:結局、消防士でいるのが「ラク」なので、動けない

 

上記です。

現在、この記事を読んでいる消防士の方へは、けっこう刺さる部分だと思います。

『そうそう、それなんだよなあ、、、。』

こう思っている人は、更に読み進めてみてください。

 

☑理由①:早いうちに結婚してしまい、動けない

家族がいると、転職のハードルは高くなります。

単純に考えて、独身なら転職はイージーです。収入が減っても、自分一人が生きていければOKですからね。
反対に、結婚して家族がいると、自分の収入が下がることが「家族にも影響する」ので、なかなか動けなくなります。

奥さんだって、『安定している消防士だから早く結婚したのに、、、。』と嘆くのは目に見えていますし、自分の親、奥さんの親からも反対されそうですよね。

そのため、辞めたいけど、結婚しているからという理由で我慢しつつ、定年まで消防士を続けている人がめちゃくちゃ多いですね。

 

✓消防士は、結婚が早い話

消防士は、結婚が早いです。

スミマセン、統計データはありませんが、僕も、皆さんも体感として分かると思います。

消防士が早く結婚する理由は、下記ですね。


  • 「安定」と言われているので、交際=結婚前提の場合が多い
  • 周りからも、早めの結婚をすすめられる
  • 結婚しないと、一人前ではないという謎の風潮

 

こんな感じですかね。

そして、こういう人の5年後の口癖は、

『結婚してなきゃ、消防士辞めてたのにな、、、。』

上記ですね。

≫消防士が一年目にやってはいけないこと【3つある/生き抜く方法】の記事でも一部触れたとおり、安易な結婚は、人生を不幸にすることだってあります。

消防士は必ず1度や2度は辞めたくなるものですので。

 

✓「安定」だから結婚というのは、「不安定」な考え方です

消防士辞めたくなった時に、家族がいるという理由で辞められないのは、控えめに言っても「もったいない」ですよ。

かくいう僕も、24歳で結婚して、28歳で退職しました。独身だったら、辞めたいと思った25歳くらいの時にスパッと辞めてたかもですが、、、時間がかかりましたね。

≫【結論】公務員はもはや安定とは程遠い職業です(目指さない/退職しよう)の記事でも書いたとおり、消防士が「安定」というのは完全に時代遅れの思考なので、結婚というゴールを早めに設定すると、家族を言い訳に我慢する人生が待っており、キツイです。

 

☑理由②:他の会社でやっていける自信がないので、動けない

消防士として身に付けたスキルは、正直、民間では活かせないですよね。

例えば、火を消すスキルや、胸骨圧迫、気管挿管のスキル。民間企業で、これらを高く評価してくれる可能性は限りなくゼロです。

結論、消防士を長年やると、世間からは脱落したような気持ちになります。


  • 他の会社で、まともに働けるスキルなんて何もない
  • パソコンすらまともに打てないのに、民間企業なんて絶対無理
  • どうせ収入が下がって飢え死にする

 

という感じで、自ら「諦める」人が多いですね。

これが、辞めたくても辞められない原因の2つ目です。

 

✓スキルは、後からでも身につけられる【でもやらない】

つまりは下記です。

『消防士を辞めたいけど、スキルが無いから無理』
→辞められない
→ストレス
→休日は散財、堕落、飲酒
→一生、スキルが身に付かない
『消防士を辞めたいけど、スキルが無いから無理』

上記の流れで無限ループでして、消防士は自らの可能性を閉ざしてしまいます。

僕は、たまたま「超ヒマ」な消防署に異動になった時に、休日をフルで資格取得に充てつつ、スキルを身につけつつ、各会社の求人情報に応募しつつ、2年かけて転職しました。

最初はスキルが無くて、書類で見向きもされませんでしたが、積み上げれば誰でも転職は可能だと思っています。

詳しくは≫消防士を辞めても後悔しないための手順とは【3つある/行動しよう】の記事で解説しています。

とはいえ、消防士はストレスを休日に発散しがち。

休日に、資格勉強をするという思考にはなかなか至らないかもですね。

 

☑理由③:結局、消防士でいるのが「ラク」なので、動けない

これが1番ありがちな思考かもですね。


  • 24時間、テキトーにでも出勤すればお金が貰える
  • サボっても、クビはおろか減給すらない
  • 休みがめちゃくちゃ多い

 

控えめに言っても、消防士は「超イージー」でして、結局は抜け出すがもったいないと感じてしまうのだと思います。

例えば、転職した今の僕はというと、普通のサラリーマンです。
平日は毎日出勤し、時には残業もして、休日出勤することもありますからね。
消防士なら、こんなに働かなくても給料がゲットできると分かっているので、その虜になっている人が多いです。

 

✓消防士は「ラク」だけど、ストレスは2倍以上です【経験談】

仕事がラクでも、ストレスが多くて消耗しているならあんまり意味なくないですかね。


  • いつでもまた転職できるという余裕
  • やればやるほど、成果と給料が上がる仕組み
  • 副業もできるので、収入は青天井

 

こういった民間のメリットに、消防士の人は気づけないまま歳を取っていきます。

いつあるか分からない出動に備えつつ、上司の機嫌を取りつつ、意味のない訓練をし、意味のないデスクワークをする、、、。

こういうのって、正直「人生を無駄にしている」感じがしてしまいます。

ここまで言うとかなりトゲがありますね、、、。スミマセン。

とはいえ、辞めたいと思っているのに、「ラクだから」という安易な理由でその場にいることを選ぶと、必ず後悔します。

死ぬまで後悔を引きずる人生は、控えめに言っても「超ハード」じゃないですかね。

 

✓後悔しながら死ぬのは切ないです【努力すべき】

民間が、消防士よりもしんどいのは多分事実です。

とはいえ、人生には少しの努力はあったほうが良いです。

そして、努力は報われたほうが良いです。

消防士だと、努力が報われないですよ。

例えば、救助隊としてバリバリ活躍しても、昇任試験でポカすると出世は遅れます。
予防業務にめちゃくちゃ詳しくなっても、警防員になればその知識を使う場面は少なくなります。
極めつけは、どんなに優秀でも出世すれば現場から離れる、とかですね。

こんな感じで、消防士の仕事には「努力と成果のギャップ」が多いので、必然的に「サボりつつ給料ゲット」の思考が根付きますね。

この結果が、「ラク」という状態でして、、、。正直、虚しくないですかね。

本心で消防士を誇りに思えるなら良いですが、そうでなければ、死ぬときに後悔するはずです。

 

✅消防士の離職率は、これから伸びていきます

消防士の離職率は、これから伸びていきます

2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で世の中は変わりつつあります。


  • リモートワーク推奨
  • 個人で稼ぐ時代の到来
  • 多額の給付金のツケは、公務員の給料カット

 

こんな感じでして、ますます消防士への風当たりは強くなり、時代に取り残されるかもです。

消防士にリモート(=在宅勤務)は無理ですし、地方の消防だと感染対策もままならないと聞きます。

さらに残念ながら、消防士に副業が解禁されることはほぼないので、厳しいですね。

消防士が好きだから、迷わず消防士をする

上記の人しか、生き残れないかもですよ。

 

☑消防士を辞められないから、みんな病んでいく

少し古いですが、下記の記事を読んでみて下さい。

≫“精神疾患”の相談・治療を受けている消防士が1年で5倍近く増加

こんな感じで、年々、精神を病む消防士が増えています。


  • 上司が嫌だ
  • 仕事内容が嫌だ
  • 悲惨な現場がツラい

 

こういった悩みも当然あるでしょうが、、、本質は下記です。

辞めたいのに、辞められない自分が嫌だ

上記だと思います。

精神を病むくらいなら、転職すべきです。こんなのは当たり前です。

しかし、自分で可能性を閉ざしているので、人生が変わりません。

そんな悶々とした状態が続けば、誰だって病みますからね。

 

✓別に、消防士だって転職できますよ【経験則です】

僕が転職までにしたことは下記です。


  • 1.転職先の業界を決める
  • 2.そこで必要となる資格を取る
  • 3.そこで使えそうなスキルを身に付ける
  • 4.転職サイトに登録し、片っ端から応募
  • 5.面接にこぎつけて、来年度の4月から採用してくれる会社にありつく

 

上記です。

ぶっちゃけ、誰でも考え付くルートですし、民間の人たちはほぼ上記の流れで、ポンポン転職しています。

しかも、結局僕がたどり着いたのは、何の変哲もない工場事務ですからね(笑)

とはいえ、身に付けた資格とスキルで副業ができているので、結果オーライです。

詳しくは≫副業で月1万稼ぐならFPになるのが1番おすすめ【理由は3つある】をどうぞ。

家族がいても勉強はできますし、勤務が忙しくても、休みの日に転職活動はできますので。

ようは、「行動するか、しないか」だけなので、そんなに難しく考えなくてOKですよ。

 

✅転職サイトはこちら【登録しつつ、情報を得るだけでもOK】

マイナビジョブ20’s
    • ・・・20代ならこちらがおすすめです

 

✅スキル取得ならこちら【無料アリ/書店で参考書でもOKです】

 

✓収入が下がっても、死ぬことは無いです

結論、転職して1年目は、年収レベルで100万近く下がりましたね。

とはいえ、消防士時代に贅沢してきた分を節約すれば、別に家族も養っていけますよ。

例えば、消防士は休みが多い分、出費機会も多いですね。飲み会も多いし、ふらっとコンビニ、、、みたいなタイミングも民間より多くなるわけなので。

日本なら、ぶっちゃけアルバイトでも家族を養えるレベルでイージーですので、消防士を辞めることにそこまで恐怖心を抱く必要はないかもです。

興味がある方は≫無駄な出費を減らすには、まず人間関係を見直すべき【断捨離しよう】の記事へ飛んでいただくと良いかもです。

そんな感じで、そう簡単に死なないので、やらずに後悔するより、やって後悔するほうが100%良いですよ。

 

この記事の内容は以上になります。

なお、本記事執筆時点(2020年5月6日)で、このブログでは「消防士に関する記事」をあと20日ほど連続更新する予定でいます。

「消防士を辞めた人」のブログは少ないので、当時の僕と同じような悩みを持つ方へ、少しでもエールが送れれば、という次第です。

Twitter(@Tomo___san_2525)からDMをいただければ、相談にも乗ります(商品を売りつけたりすることは100%ありませんw)ので、偽名でサブアカウントでも作りつつ、お気軽にどうぞ。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。終わりです。

✅人気記事

https://farm-fruits-riceplant.work/firefighter-sideline/