【経験則】消防士は休みが多いです【仕組みを紹介する/堕落に注意】

Firefighter

悩める人「消防士は休みが多いって聞くけど、実際どうなんだろう。消防士がどういうサイクルで仕事をしているのか知りたいので、詳しい人教えてくださいな。」

こういった疑問にお応えします。

この記事の内容

  • 【結論】消防士は休日が多いです【根拠は3つある】
  • 【注意】休みの多い消防士は、堕落しがちです
  • 消防士の休日の正しい過ごし方【自己研鑽です】

この記事を書いている僕は、元消防士。
6年間、とある消防本部で勤務していました。

現在は退職し、民間で働きつつ、こうしてブログで当時のことを発信して暮らしています。

この記事で皆さんにお届けするゴール

  • 消防士には休みが多いことが分かる
  • 消防士の働き方が分かる
  • 休みの多さを利用して、自分を高める方法が分かる

結論として、消防士は休みが多いです。

消防士と、民間企業のどちらも経験した僕から言わせれば、、、。

消防士は休み多すぎ、イージーゲームすぎ

控えめに言って上記でした。

給料制の仕事で、あそこまで休みが多いのって消防士くらいかと。

今回は、消防士になると、どういうサイクルで働くことになるのかをこの記事にまとめました。

  • 将来、消防士になりたい人
  • 休みを持て余している現役消防士

このあたりをターゲットに執筆しています。

興味のある方は、ぜひお付き合いくださいませ。

【結論】消防士は休日が多いです【根拠は3つある】

下記の3つです。

  1. 働き方が民間と全く違う
  2. 休暇が取りやすい
  3. 非番日の呼び出しも、強制ではない

上記です。

それぞれについて、この後深掘りしていきます。

結論から言うと、消防士は圧倒的に休みが多いですよ。

例として、「週休2日制」の一般的なサラリーマンの休日数と比べてみます。

  • サラリーマン:月8日休み
  • 消防士:月20日休み

普通にこのくらいです。
2倍以上ですからね。

根拠①:消防士の働き方【3交代と2交代がある】

基本的には、下記です。

  • 消防士は、1回の出勤で24時間働く
  • その分、休みが多い
  • 3交代もしくは2交代(消防本部によって異なります)

上記のとおりです。

普通のサラリーマンが8時間働くところ、消防士は3倍の24時間です。
1回の出勤で3倍働いているので、休日数はその分多くなります。

3交代制の場合

24時間勤務を、「3つのチーム」で回します。
サイクルとしては、下記のとおり。

1日働いたら、その後2日休み

シンプルですね。
カレンダーで見ると、下記です。
3交代制の場合

ちなみに、東京消防庁は3交代制です。
ただ、日本全国で見ると、現在メジャーなのは後述する2交代制だったりします。

2交代制の場合

2交代とは、24時間勤務を「2チーム」で回すことを指します。

シフトは、下記のようなイメージになります。

  • 1日働いて、その後1日休み
  • 1日働いて、その後3日休み

上記の繰り返しです。

やや複雑ですが、平均すると、3交代制と変わらないです。

2交代制の場合

こんなイメージでOKです。

見比べると、どちらも「10日の出勤日(=当直日)」になっていることが分かると思います。

「非番」と「週休」の違い

「呼び出し」がかかるか否かです。
下記のとおり。

  • 非番・・・呼び出しに備えつつの休日
  • 週休・・・完全なるフリーの休日

こういうイメージでOKです。

消防本部によってさまざまですが、「非番日」には遠出をしないようにルールを設けている場合もあります。
遠出する場合、事前に届け出が必要、とかもありますね。

一応、非番日は「急に2時間だけ仕事」とかになる可能性アリ、とだけ覚えておきましょう。

唯一の例外:「日勤」

人事異動で「日勤」になると、民間と同じ「週休2日制」になります。

現場出動はせず、裏方として業務をする

上記の仕事です。

カレンダーは、下記ですね。
唯一の例外:「日勤」

なお、本部によっては、「日勤 = エリートコース」みたいな感じだったりもしますね。
とはいえ、若いうちは現場で動ける隊員として、当直勤務に回ることがほとんどです。

希望しない限り、20代で日勤、なんてのはほぼないと思います。

根拠②:休暇を取得しやすい

公務員の特権です。
福利厚生が良いというのは事実でして、休みもかなり用意されています。

例えば、日勤になって休日数が減ってしまっても、休みを取りまくれば全然余裕ですよ。
一般的なサラリーマンには、事実上、有給がまともに取れていない人も多いかと。
消防士なら、休みをとりっぱぐれる心配はありません。

さらに言うと、消防士が休暇を取ると、一発でゴールデンウィーク並みの連休がゲットできます。

例えば、3交代制の消防士の場合。

  • 非番
  • 週休
  • 当直(←休暇取得)
  • 非番
  • 週休

こんな感じで、一撃で5連休です。

控えめに言っても「異常すぎるほどイージー」でして、、、。
消防を辞めた今も、たまに思い出して羨ましく感じるレベルですね(笑)

「休暇?ダメだ!」といってくる上司は、無視でOKです

おそらく、どこの消防本部にもこういう上司はいます。

  • 『お前、また休暇?お気楽でいいもんだな~』
  • 『お前が休んで、他人にまた迷惑をかけるのか』

例えば上記です。

こんな感じで、若手の休暇を認めたがらない上司もいるかと。

結論、フル無視でOKです。
せっかく公務員になったのなら、休みは取りたいときに取りましょう。

消防士は地方公務員なので、国や地方自治体がバックについています。
国や自治体が認めている休暇を、消防士のおっさんがダメだと言える権利はないですよ。

例えば、僕の場合。
消防士になって3~4年目くらいまでは、上司の顔色を気にして休暇があまり取れませんでした。
しかし以降は気持ちを入れ替えて、気にせず休暇を取りまくってましたね。
結果、毎月最低でも1回、5連休がある、みたいな生活をしてましたので。

「嫌われる勇気」を持てば、消防士は完全にイージーゲームです

先ほども述べたとおり。

  • 上司が怖いので休暇を取れない
  • 周りにどう思われるか不安で休暇が取れない

こういう真面目な消防士も結構いたりします。

素晴らしい心がけですが、、、。
「損しているな~」と思っていつも見てました。

消防士は、法律違反をしない限りクビはありません。
そして、休暇の取得は地方公務員法でOKされています。

極論、周りの全ての同僚、上司、部下から嫌われても、生きていける世界です。

それなのに、法律的に認められている休暇を、他人の目を気にして遠慮するなんて、正直もったいないですよ。

ここについては»消防士の人間関係の悩みは「気にしない」が1番です【嫌われる勇気】の記事で詳しく解説していますのでどうぞ。

根拠③:非番日の呼び出しは強制ではないです

非番日に家にいて、電話が鳴ります。

上司『今、火災が立て続けに起きていて、、、。署に来て、手伝ってくれないか?』

こんな感じで呼び出しがされます。

もちろん、非番日に働いた時間は全て給料が出ます。

とはいえ、ONとOFFの切り替えが難しいと感じる人も多いはず。

例えば、彼女とのデート中、いきなり呼び出されても正直、困りますよね、、、。
そういう時に限って、災害が発生するのも「あるある」だったりしますが(笑)

結論、呼び出しは断ってもOKです。

  • 『お酒を飲んでいる』
  • 『今、すぐには出かけられない』
  • 『家族に頼まれて手伝いをしている』

理由はなんでもOK。

繰り返しですが、他人を気にしすぎないことが大切です。

今だから言えることですが、僕は消防士を辞めると決めてから、非番の呼び出しに1度も応じませんでした。
最後の方は電話も無視してましたね。
全然、問題なかったですよ。

さて、こんな感じで、消防士は休みが多いです。

もともと休日数が多い仕組みに加えて、充実の福利厚生。
さらには、気持ち次第で休みを邪魔されることも少なくなるという、、、。

消防士はイージーゲームすぎますね。

消防士の休みは多いけど、デメリットもあります

下記です。

  • 24時間、寝ずに働く可能性もある
  • 友人と休みが合わない
  • 休みが多くても、お金が少ないのでやることが無い
  • 時間が余っているのに、副業は禁止

こんな感じですね。
全てがイージーではないということです。

※なお、消防士でも法的にOKな副業については、»消防士も副業はできます【おすすめ副業は3つ/OKな副業を全て紹介】の記事でも少し触れていますので、良ければどうぞ。

【注意】休みの多い消防士は、堕落しがちです

けっこう有名な話として、下記があります。

周りの人『消防士って、わりかしクズが多いような・・・?』

上記です。
これ、正直けっこう当てはまるかと。

休みが多い消防士が、休みの使い方を間違えると、堕落してクズになります。

ここには、注意が必要です。

堕落する消防士の特徴【休日に遊びすぎor休日にダラけすぎ】

休日を、全て遊びや趣味に費やしたり、逆に休日のたびに何もせずダラダラとしていると、堕落します。

正直、消防士の休みの多さは「常識の範囲外」でして、使い方には気を付けるべきです。

消防士には、一定数、ニートに近い生活をしている奴がいます。

例えば、月20日以上、家でゴロゴロして、ゲームばっかりしてる奴が、消防士として人命救助なんてできますかね。
普通じゃ考えられないですよね。
「社会人」よりも「ニート」に近い生活です。

もう1つ。
休日に、飲み会や趣味をしまくる人です。

もちろん人生は楽しいほうが良いですが、お金がないのに遊びすぎです。

特に20代の若手は、公務員といえども給料は安いですので注意が必要です。

例えば、月20日以上、飲み会へ行く人っていますかね。
消防士だと、これができます。ハンパないです。
単純計算で、最低でも5千円×20日で10万円を溶かしている計算ですので。

※貧乏消防士の話について詳しくは、»消防士が一生貧乏な理由【公務員の落とし穴/解決策は3つある】の記事をどうぞ。

これから消防士になる人は、休日を有効活用できるように準備しておきましょう。

 

 

消防士は休みが多すぎて、社会から置いていかれます

僕が消防士を辞めた理由が下記です。

  • 成長できている実感がない
  • 友人との年収の差が開く一方
  • 友人の話に付いていけなくなっていくのを感じる

上記のとおり。

消防士の仕事は確かにイージーです。休みが多すぎるので。

とはいえ、周りが一生懸命働いている時に、自分一人だけ休んでいるということは、それだけ知識・スキルに差が生まれるのは当然のことでして。

友人が、仕事・ビジネス・政治・経済などに詳しくなっている一方で、ダラダラと休みばかり食いつぶす消防士だった僕は、何も成長していませんでしたね。
火を消す技術とか、ロープの結び方なんて、消防士以外、誰も興味を持たないですし。

こういう気持ちのまま、「正義のヒーロー」を演じるのはキツイです。

そうならないためには、休日を好きなことで埋めるのではなく、自分を高めるために使うことも大切だと思います。

消防士として立派でも、人間・大人として失格だと、人生は暗いですよ。

消防士の休日の正しい過ごし方【自己研鑽です】

もちろん、趣味を突き詰めるのも良いですが・・・。

  • 資格勉強
  • 読書
  • 筋トレ

上記のような「自己研鑽」を、2日に1日でもいいので実践できる消防士を目指すと良いですよ。

考え方のコツとしては、下記ですね。

もし、消防士を辞めることになっても、生きていける能力を身に付けておく

これが、マジで大事です。

上記の目標を持って、20代のころから少しずつ自分に投資することをおすすめします。

»消防士を辞めても後悔しないための手順とは【3つある/行動しよう】の記事でも解説していますが、消防士は、気づいた頃には、消防士を辞めたいと思っても辞められないんですよ。行き場がないので。

そうなると、人生詰むので、、、。
早めに行動しておくのが良いと思います。

付加価値を持つ消防士になろう

僕がはじめにやったのが下記です。

・FP資格取得

上記です。

※詳しくは»【決定版】FP3級の勉強方法【予備知識ゼロでもOK/100%合格です】の記事をどうぞ。

普通の消防士でも、もちろん生きていけます。
でも、人間としてかなり薄っぺらいですよ。

付加価値を得るだけで、「特別な消防士」になれます。

休みが多いのに、勉強しないのはもったいないです。
もちろん、本業の勉強も大事ですが、世の中には星の数ほど資格があります。

「火の消し方」は消防でしか使えませんが「資格」なら一生モノの財産になります。

このあたりを見つつ、ぜひ興味のあるものに取り組んでみて下さい。

休みの多さに甘えて、「消防士の仮面をつけたダメ人間」にならないように注意です。

それでは、今回は以上です。