ブログで3000文字以上の記事を毎日書くための手順【読者ファーストです】
ブログで1記事3000文字とか、、、無理です。どうしても1000文字くらいで終わってしまう。どうすれば文字数を増やせるか、方法を教えてください。
こういった悩みにお応えします。
✅この記事の内容
- ブログで3000文字以上の記事を書く手順【分解して考えよう】
- 文字数は「本質」ではないです【結果より方法が大切】
- ブログで大切なことは「足す」より「削る」です
この記事を書いている僕は、2020年3月からブログを毎日書いています。
正直、文字数についてはまったく気にしていなかったのですが、、、。
これまで投稿した95記事全てが、3000文字以上でした。
この記事を読めば、3000文字以上のブログ記事が余裕で書けるようになります。
具体的な方法論をまとめたので、参考にしてくださいませ。
※注意:ブログ記事の文字数は「3000文字以上じゃないとダメ」というわけではないです。
目指すべきは内容が充実しており、読者が記事に満足するブログでして、良い記事を書くための「仕組み」を使うと、自然と3000文字くらいのボリュームになる、というのが事実です。
✅ブログで3000文字以上の記事を書く手順【分解して考えよう】

下記のとおりです。
上記の手順は「ブログ記事を読んだ人が満足する」ことを目的としており、その結果としてだいたい3000文字以上のボリュームになります。
☑【手順①】ブログの「構造」を正しく把握しよう
僕のブログを例にします。
ブログ記事には、一定の「構造」がありまして、下記のとおり。
- 【導入文】
- 読者の悩み(フキダシ)
- 記事の質の担保(この記事を書いている僕は・・・)
- この記事を読むとどうなるか
- 【本文】
- 大見出し①
・・・文章・・・- 小見出し1
・・・文章・・・ - 小見出し2
・・・文章・・・ - 小見出し3
・・・文章・・・
- 小見出し1
- 大見出し①
上記です、ほとんどのブロガーが、導入文 → 本文の流れで記事執筆しています。
✓ふつうの構造で記事を書くと、約1000文字で終わります
先ほどの「構造」に、一般的な文字数を当てはめてみます
- 【導入文】トータル300文字
- 読者の悩み(フキダシ) ←100文字
- 記事の質の担保(この記事を書いている僕は・・・) ←100文字
- この記事を読むとどうなるか ←100文字
- 【本文】 トータル800文字
- 大見出し①
・・・文章・・・ ←200文字- 小見出し1
・・・文章・・・ ←200文字 - 小見出し2
・・・文章・・・ ←200文字 - 小見出し3
・・・文章・・・ ←200文字
- 小見出し1
- 大見出し①
こんな感じで、よくある導入文~本文のブログ記事だと、1000~1200文字ですね。
※少し心配な方もいるかもですが、見出しごとに200文字というのはぶっちゃけ「楽勝」です。後述する「PREP法」というライティング手法を使えば、問題なくクリアできますので。
とはいえ、これでは3000文字に遠く及ばないので、テコ入れが必要です。
結論、見出しごとの文章を増やすのは難しいので、「見出し」を増やせばOKです。
✓ブログの文字数は「見出しの数」で決まる【文章ではない】
下記です。
- 【本文】
- 大見出し①
- 小見出し1
- 小見出し2
- 小見出し3
- 大見出し②
- 小見出し1
- 小見出し2
- 小見出し3
- 大見出し③
- 小見出し1
- 小見出し2
- 小見出し3
- 大見出し①
上記のとおり。
これで、各見出し200文字書けば200×12=2400文字です。
250文字書くと、、、ジャスト3000文字ですね。
『文字数が足りない、、、』と悩む方のほとんどが、このような「構造づくり」をしっかりとせずに、イチから文章を書いています。
【超簡単】ブログの文章構成はたったの3STEP【本文はオマケです】の記事でも紹介したとおり、読者に満足してもらえる記事を書くためには「正しい文章構成」が必須。
良い記事は自然と、文字数が増えるようになっているんです。
【手順②】読者の思考の「先」を読む
ここで、よくある質問が下記です。
- 『見出しを増やせばいいのは分かるけど、増やし方が分かりません』
- 『何を書けばいいか分からないから、見出しが増やせない』
上記です。
そこで大切なのが、「読者の思考の先を読む」ことです。
✓「先」を読むと、見出しが増やせます
例えば、下記のとおりです。
- 大見出し①:【記事の1番の結論】←読者が1番知りたいこと
- 小見出し1:理由
- 小見出し2:具体例
- 小見出し3:その見出しのまとめ
- 大見出し②:【記事の2番目の結論】←読者が「次に」知りたいこと
- 小見出し1:理由
- 小見出し2:具体例
- 小見出し3:その見出しのまとめ
上記です。イメージ湧きますかね。
1つ目の大見出しでは、読者に対してその記事で「1番伝えたいこと」を書きますよね。
ここで終わってしまうと、ボリュームが薄い記事になってしまいます。
そこで、「1番伝えたいこと」を知った読者が「次に知りたいこと」について、2つ目の大見出しを作ればいいわけです。
✓過去の僕の記事を例にします
-
- タイトル:ブログ0pvを抜け出す方法
- 大見出し①:ブログ0pvを抜け出す方法3つ
- 小見出し1:記事数を増やす
- 小見出し2:SNSで記事をPRする
- 小見出し3:検索キーワードを設定する
- 大見出し②:ブログのpvを継続的に増やすには
- 小見出し1:毎日投稿は「最短ルート」です
- 小見出し2:試行錯誤は100記事越えてからでOK
- 小見出し3:意識すべきは「読者の悩みを解決する」ことです
上記のとおりです。
見出し①では、「ブログが0pvでツラいので、抜け出す方法が知りたい」という悩みに応えています。
続いて見出し②では、「ブログ0pvを抜け出す方法は分かった。それじゃあ、以降も継続してpvを増やしていく方法は?」という悩みに応えています。
ブログは「洋服屋さんの接客業」と同じでして、
『お客様にはこちらのシャツがオススメです』 → 『このシャツには、こちらのネクタイがぴったりです』 → 『ネクタイピンはお持ちですか?いいのあります』
上記を意識した構成をすると、自然とボリュームのある記事が書けますよ。
大切なことは、「読者の悩みを全て解決する構成」でして、詳しく解説しているのは下記の2記事です。
≫【超簡単】ブログの文章構成はたったの3STEP【本文はオマケです】
≫【簡単】ブログのペルソナを正しく設定する手順3つ【誰でも可能】
【手順③】全ての文章を「PREP法」で書く
とにかく、PREP法を尋常じゃないくらい意識しましょう(笑)
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
上記です。
PREP法に限らず、Webライティングには様々な「型」があります。
「型」を使う最大のメリットは、無駄な文章を書かなくて済むこと。
文字数を稼ぐために、不要に長ったらしい文章を書く人がいますが、SEO的には逆効果ですよ。
✓ここまでで2000文字です【次に何を知りたいですか?】
これで、この記事の「大見出し①」が終了です。
続いて、「大見出し②」を書けば、3000文字は余裕ですね。
この記事では、
『なるほど、3000文字書くための方法は分かった。じゃあ、この方法を使って1万文字とか2万文字とか書けば、最強になれるってこと?』
という疑問を解決しようと思います。
✅文字数は「本質」ではないです【結果より方法が大切】

下記です。
- 〇:『2500文字しかないけど、読者の悩みを全て解決する記事ができた』
- ×:『8000文字書いた!っしゃー!』
上記でして、文字数というのはあくまで「結果」なので、そこを追いかけても意味なしです。
☑今は、「ただ長いだけの記事」は上位に行かない
なお、2017年くらいまでは、「長文SEO時代」でした。
1万文字とか2万文字とか、とにかくボリュームの多い記事をGoogleが好んでいた時代でして、記事の文字数が記事の質とイコールだと判断されていたということです。
とはいえ、1万文字の中には「読者が求めていない情報」も多く含まれており、結果的にGoogleのアップデートにより長文SEOの効果はどんどん下がっています。
現在は、最低限の文字数で、クリティカルに読者の悩みを全て解決する記事が、Google検索で上位に行くようになっています。
☑増やしてもOKな「見出し」の条件
下記の2つを満たすことです。
- 読者が求めていること
- 記事タイトルと関連性があること
上記です。
例えば、間違った例が下記です。
- タイトル:ブログのおすすめASP3選
- 大見出し①:ブログASPはこの3つで決まり!
- 小見出し:●●アフィリエイト
- 小見出し:△△net
- 小見出し:■■ASP
- 大見出し②:アフィリエイトで100万稼ぐ方法
- 小見出し
- 小見出し
- 小見出し
- 大見出し①:ブログASPはこの3つで決まり!
上記でして、これはNG。
なぜなら、読者は「ASPのおすすめを知りたい」のに、関係ない見出しを書いてしまっているから。
この場合は、別記事に書けばOKです。
ブログの基本は、「1つのキーワードに対し、1つの結論」でして、見出しもそれに沿うように作る必要があります。
キーワード選定の方法については、≫【無料】ブログのキーワード選定の手順は2つだけ【初心者向け/楽勝です】の記事で詳しく解説しています。
どうやっても「見出し」が足せないなら、その記事はそこで完成している可能性があります。
もしくは、「そもそものキーワード選定が間違っている」とかですね。
☑ブログで大切なことは「足す」より「削る」です
僕も、けっこう文章を書くのが好きです。
とはいえ、「書くのが好きな人」ほど、余計なことを書きがちですね。
- 5000文字の「自分語り」
- 2000文字の「役立つ情報」
例えば上記なら、圧倒的に2000文字の記事のほうが上位に行きます。
文字数は、正しくブログ記事を書けば自然とそれなりのボリュームになります。
無駄を省きつつ、「読者ファースト」で記事を書き続けましょう。
これでは、この記事は以上です。
(↑ここまでで3800文字でした(笑))