【合格率100%】消防士採用試験の対策をまとめました【ポイントは1つだけ】

Firefighter

悩める人「消防士になりたい。だけど試験の倍率も高いし、周りで落ちてる人も結構いるので不安です。合格に近づくための対策方法を教えてほしいな」

このような不安を解消します。

この記事の内容

  • 消防士の採用試験には攻略法がある【ポイントは1つだけ】
  • 【重要】学科試験の勉強にフルコミットしよう
  • おすすめの対策/勉強法まとめ

この記事を書いている僕は、元消防士です。

今から8年前、消防士の採用試験に合格しました。
現在は退職して、民間企業で働いています。
ファイナンシャルプランナーとしても活動しています。

消防士の採用試験は、正直に言うとそこまで難しくありません。

ただ、内容やそのイメージから、「難関」だと勘違いされがちでして、、、。
対策方法を間違えると遠回りしてしまったりします。

そこで、実際に消防士試験に合格した僕が、消防士の採用試験の対策ポイントをまるっとまとめてみました。

この記事で皆さんにお届けするゴールは以下のとおりです

  • 消防士採用試験の対策のポイントが分かる
  • 消防士の試験に向けて「いま」やるべきことが分かる
  • 消防士の採用試験に必要な参考書が分かる

上記です。

ちなみに当時の僕が合格したのは、東京消防庁Ⅰ類とⅡ類、某政令指定都市の消防本部と、地方都市の消防本部の計4つです。

運が良いことに、僕の消防士の採用試験の合格率は100%です。
そこから色々と考えて、自分が入る消防本部を自由に選ぶことができました。

今思うと、周りよりも効率よく試験対策ができていたと思っており、、、。
その経験を記事にしていきます。

ぜひ、参考にしてください。

更新情報(2020年7月24日)

記事をより見やすくリライトしました。

はじめに|消防士の採用試験の内容を確認しよう【都市によって違いあり】

覚えておくべきは、試験内容がざっくりと4つの項目に分かれているところです。

基本的には、消防士の試験内容は下記のとおり。

【一次試験】

  • 学科試験
  • 論文試験

【二次試験】

  • 体力試験
  • 面接試験

上記の4つです。

※なお、受験する消防本部によって若干の違いがあります。

例えば、東京消防庁では上記のとおりですが、地方の消防本部の採用試験では加えて3次試験があったりします。
とはいえ、やることは2次試験でやった面接の繰り返しだったりするので、特に気にする必要は無いですよ。

普通の企業の採用試験とは、テイストが違うことを覚えておきましょう。

消防士の採用試験には「攻略法」が存在する

消防士の採用試験には攻略法が存在する
少し言い過ぎかもですが、、、。
でも、合格の近道は少なからず存在すると思っています。

具体的には、下記です。

  • 筆記試験(教養試験)にフルコミットすること
  • 小論文と面接の対策で「遠回り」をしないこと
  • 体力試験は対策なしでOK

この3つがポイントです。
上記を全て満たす準備をすれば、消防士になるのはそこまで難しくないですよ。

逆に言うと、上記から外れた対策をしている学生さんが結構多いので、、、。

例えば、消防士の試験対策としてよくあるのが、「体力試験が不安だからジム通いする」とか、「作文が苦手だから、原稿用紙に書きまくって練習する」とかですね。

結論から言うとこれらは遠回りでして、辞めたほうが良いです。

それぞれについて、詳しく解説していきます。

最大のポイント|学科試験に時間の9割をかけるべき

この記事の最大のポイントがココです。

今すぐ、学科試験にフルコミットしてください。
体力とか、面接とか、あと回しでOKです。

理由はカンタンで、下記のとおり。

  • 学科試験の点数が足りないと、合格できる可能性はゼロだから
  • 学科試験の点数だけは、ボーダーラインが存在するから

上記のとおりです。
学科試験には、「点数」という明確な指標が存在しますからね。

消防士の採用試験に落ちる人の特徴【勉強してない人です】

100%、下記が原因です。

面接や、体力試験の対策に力を入れ過ぎて、肝心な学科試験の対策が不十分なまま試験当日を迎えている

これです。
どんなに熱意があっても、どんなに体力が優れていても、学科試験の点数で周りに負けるとその時点でゲームオーバーですよ。

採用担当者の心の声

採用する人『あいつは目の輝きが素晴らしい、、、。体力もありそうだし、良い体をしているのがスーツの上からでも分かる。ぜひうちの本部に欲しい。だがしかし、、、。学科試験の点数が明らかに足りていない。残念だけど不合格だ。』

上記のとおりです。

例えば、受験者が10人で、そのうち5人が1次試験に合格したとします。
この場合はほぼ、学科試験の成績上位5人がそのまま選ばれていると思ってOKです。

芥川賞が取れるくらい素晴らしい論文を書いても、学科試験で大きく離されているとリカバリーできないと思います。

なぜ、消防士の試験に学科試験があるのか?

結論、「最低限の学力があり、勉強に継続して取り組める消防士が欲しい」からです。

火災現場や救急現場で人命を救助するのに必要なのは、体力以上に知力です。

例えば、がむしゃらに炎の中に入って要救助者を引っ張り出してこれる、ガタイの良い隊員がいたとします。
現実を言うと、この隊員は「全く使えない」です。
理由は、「頭で考えるより先に突っ走ってしまう」から。

指揮に従い、冷静に、かつ頭を使って活動するのが消防士ですよ。

消防士に「体力バカ」は必要ないです

必要なのは、下記の条件を兼ね揃えた人材です。

  • ある程度の学力がある
  • 消防士になってからも、必要があれば進んで勉強してくれる

上記のとおり。
学科試験ではそこを試されています。

消防士の試験に合格するために「イマ」やるべきこと【勉強です】

消防士の採用試験合格のためにイマやるべきこと
参考書を買って勉強しまくるだけです。

学科試験の出題内容は、ざっくり下記のとおり。

  • 文章理解(現代文、古文、英文)
  • 数的推理(判断処理)
  • 社会科学(政治、経済、法律など)
  • 自然科学(物理、化学、生物、地理)
  • 歴史科学(日本史、世界史)

などなど。
カンタンに言うと「一般教養」です。

攻略法はもっとカンタンでして、下記です。

  • 参考書や問題集をやりまくること
  • 勉強しまくること

これに尽きます。

おすすめの参考書

「東京消防庁の過去問はテッパン」です。
地方も真似して同じような出題をする傾向があります。

他には、コレ。

大卒の方はこちらでOK。
ボリュームがあるのでコスパ良いです。

消防士の採用試験は、過去問を解きまくれば充分合格までいけますので、独学で大丈夫ですよ。

おすすめ勉強法は「すぐ答え見てOK」です

分からない問題を、いつまでも悩んでいるより効率的です。

具体的には、下記のとおりに勉強するといい感じ。

  • 1周目 → 分からなければ答え見てOK
  • 2周目 → 答え見てOK、つまづいた問題にチェック
  • 3周目 → チェックのついた問題だけやる
  • 4周目 → 何度やっても理解できない問題はスルーでもOK

こんな感じでいきましょう。

例えば数的推理の問題なんかは、初見だとマジでムズいです。
答えを見て、解き方を暗記していくほうが効率的ですよ。
文系Fラン卒の僕がそういうんだから間違いないです(笑)。

問題集は、ぶっちゃけ何でもいいのですが、1冊だけだと少し不安です。
全く掲載されていない問題が本番に出ることもあるので。

どうしても勉強が苦手/不安なら?

結論、独学を辞めて伊藤塾TACなどのスクールに通いましょう。

ここでケチると、将来絶対に後悔します。

ただし、上記に通っても、実際やることは過去問を解きまくっているだけだったりします。
しいて言うなら、分かりやすく教えてくれる講師がいるかどうかの違いですね。

問題集の解説を読めばある程度は理解できますので、スクールは最終手段でOKです。

ちなみに僕は、当時のTACに3日通って辞めました。
独学でやるのと変わらないし、通学の時間がもったいなさ過ぎたので。

もう1つの方法としては、「オンライン講座」を受講するというものがあります。

上記あたりに、「公務員試験対策コース」があります。

スクールに通うよりは圧倒的に安いです。
なおかつ質問などのサポートもあるので、こちらをおすすめします。

学科が完璧なら、他の項目に力を入れよう

学科が完璧なら、他の対策に力を入れよう
繰り返しですが、消防士の試験の対策はほぼ「学科試験」の対策だと考えてOKです。

なので、ある程度学科に自信がついた時点で、残りの項目の対策をしましょう。
残る3つは下記ですね。

  • 論文試験【書くより読むほうが効率的】
  • 面接試験【準備しすぎないこと】
  • 体力試験【ほぼスルーでOK】

上記のとおりです。
順に解説します。

論文は書きまくっても意味が無いです

よくある「遠回り」の例が、下記です。

  • とにかく書きまくる
  • 学校の先生に見てもらう
  • また、書きまくる

上記ですね。

結論として、これらはあまり効果が期待できないです。
理由は「全く無意味に終わる可能性があるから」ですね。

学校の先生は、消防士ではないですよ

例えば、自分でテーマに沿って論文を書いて、先生に提出。先生から指導されたことを意識しつつ、また別テーマで論文を書いて提出、、、。を繰り返していくパターン。

これ、落とし穴があって「その先生は、実際の採用試験とは全く関係がない」ということです。

事実として、上記の対策法で論文を練習してきた当時の友人が、ことごとく東京消防庁の試験に落ちました。

原因はカンタンで、下記です。

その先生にはウケる論文だったけど、実際の採点者にはウケなかったから

上記ですよね。

まさに、無意味。
論文には明確な「点数」がないので、このリスクがあることは覚えておきましょう。

最低限の言い回しや、誤字・脱字のチェックだけをしてもらう、みたいなイメージでOKですよ。

書くより「読む」ほうが効率的に論文を上達できます

論文対策としては書くより「読む」ことをおすすめします。

書店に販売されている活字本は、全てが論文のお手本です。

ネット上にはCiNiiなどの論文掲載サイトもあるし、それが嫌なら自分の好きな作家の小説でもいいし、興味のある自己啓発本でもOKです。

論文を書く時のポイントは、下記のとおり。

  • 結論を先に述べ、その理由を後に述べる
  • 自分の体験や、客観的事実を理由の中に盛り込む
  • 結び(終わり)の文章でしっかりと締める

こんな感じですかね。

これらを覚えるのには、まず「読む」こと。
それから、何となく真似して書いてみることが対策としてはベストかなと。

僕の例でいうと、趣味が読書だったので、論文試験の対策はこれといってしていません。
1度だけ、PCを使って1000文字ほどの文章を書いてみただけです。

それくらい、「文章を読む」行為で、文章を書くのが上達します。

面接は、準備をし過ぎないことが大切です

「〇〇と聞かれたら△△と答える」などの、脳内リストに頼り過ぎないようにしましょう。

理由は下記です。

  • 想定外の質問がくると頭が真っ白になるから
  • すんなり答えられる時と、そうでない時の差が激しくなるから
  • 面接官は、見抜いているから

こんな感じ。

例えば、準備をし過ぎた人を見る面接官の気持ちはこうです。

面接官『あぁ、ガッツリ面接の準備してきたな、、、。まるで文章をそのまま読み上げてるみたいだ。じゃあこんな質問は?、、、やっぱり、予想外の質問になると目が泳ぎだしたな。』

上記のとおり。

面接官は、あなただけでなく何人もの受験生の面接をしますからね。
準備をし過ぎると、印象を下げるリスクがありますよ。

それよりも、「消防士になりたい!」という気持ちを高めつつ、自分に正直に回答する練習をするのが大事です。

体力試験は、気にしなくてOKです

体力試験が不安でジムに通ったり、毎日ランニングをする人がいます。
もちろん、体力をつけることは素晴らしいですが、、、。

消防士の採用試験の対策としては、体力試験は1番優先順位が低いですよ。

体力試験の内容は本部それぞれですが、だいたいこんな感じ。

  • 腕立て伏せ
  • 腹筋
  • 反復横跳び
  • 長座体前屈
  • 持久走

例えば上記です。

結論として、体力試験の目的は「アスリート級の人材を見つけること」ではありません。
「最低限の体力があるかを見ること」です。

ずば抜けている必要性は一切ないですよ。

例えば、僕の大学時代の同期に、ベストボディの県大会優勝者という肩書を持った人がいました。
結果から言うと、その人は消防士の採用試験に計5回、落ちました。
理由は、恐らくですが勉強していなかったこと。
なんとか二次試験まで行っても、体力試験で圧倒的1位だったのに落ちた理由は、面接がボロボロだったことですね。

こんな感じで、体力試験ってオマケみたいなもんだと考えてOKですよ。

どうしても不安な人は、学科試験の勉強の合間に、息抜き程度にランニングしたり、家の中で軽く腕立て伏せでもやっとけばOKです。

何度も言いますが、「学科試験に受からないと始まらない」ですからね。

ということで、消防士採用試験の対策は以上です。
この記事を読み終えたら、PCを閉じ、学科試験のための勉強をしましょう。

参考書の購入がまだの人は、とりあえず下記からどうぞ。

学科試験は、勉強量がモノを言います。

周りに流されず、1番大切なことを見失わずに、夢を叶えて下さいませ。

それでは、今回は以上です。

(追記)この記事でお話ししたこと以外にも、私独自の勉強法や当日の心構えなど、聞きたいことがありましたら何でもお答えいたします。お気軽に僕のTwitter(@Tomo___san_2525)から質問ください。